BeagleBoard-xM バッテリー駆動

BeagleBoardを完全ワイヤレスにするために、バッテリーで駆動させてみます。BeagleBoardの電源は5Vで、電流は接続予定のUSB機器を含めると、本体:750mA, カメラ:500mA, 無線LAN:(情報なし)なので、1.5Aぐらい必要です。

まずは、手持ちの3端子レギュレーター(NJM7805FA)で試してみました。

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eneloop6本の7.2Vでは電圧が足りないせいか、BeagleBoard動作時の電圧が4.5Vぐらいまで落ちてしまい、再起動を繰り返す状態になってしまいました。

次にKHR用の10.8Vバッテリー(ニッケル水素9本)を試してみました。

無線LAN子機とカメラを接続した状態でも動作はするものの、3端子レギュレーターが熱くてさわれない状態になってしまいました。

カメラを使用中はおそらく1A以上流れていますので、(10.8V-5V)×1A=5.8W以上が熱になっている計算になります。

これでは使い物になりません。

というわけで3端子レギュレーターはあきらめて、秋月のDC-DCコンバーターHRD05003Eを購入しました。このDC-DCコンバーターは5V 3A出力でき、スイッチングレギュレータなので、効率良く降圧できそうです。値段も¥300と経済的です。

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入力電圧と出力電圧の差が3V以上必要とのことで、eneloop6本の7.2Vでは足りていませんが、少なくとも充電直後は使えるようです。どのぐらいの時間使えるかは今後調べたいと思います。KHR用の10.8Vバッテリーも問題ありませんでした。発熱もカメラを使用した状態でもほんのり温かくなる程度でした。

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これで完全ワイヤレス化ができました。

とりあえず無線カメラとして使用できる状態です。別の部屋に置いて映像を見ることができました。

バッテリー駆動ができるようになったので、以前作った↓の台車に載せてみたいと思います。

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