Visual Studio Community 2013でK-Shogiをビルドしてみた

VSCommunity05

Visual Studio Community 2013をインストールしたので、さっそくK-Shogiをビルドしてみました。


ちなみにK-Shogiの開発にはこれまでVisual Studio 2010 Professionalを使用していました。(これまで、Visual Studio 6.0 ⇒ 2008 ⇒ 2010と使用してきました。)

K-ShogiはMFCを使用していましたのでExpress Editionではビルドできません。
また、Professional版以上でしか使用できないPGO(プロファイルに基づく最適化)機能(※)を使用していました。
そのため、Community版でMFCやPGOが問題なく使えるか、PGOの性能が上がっているかを検証しました。

※PGO(プロファイルに基づく最適化)機能について
PGOを使用すると、実行結果に基づいて最も頻繁に実行される領域に関する情報を使用して最適化が行われます。
K-ShogiにおいてはPGOを使用しない場合に比べ、10%程度高速化されます。

検証結果

①MFCが使用できるか?
⇒「マルチバイトMFCライブラリ」を別途インストールする必要があるものの、問題なく使用できる。(詳細は次章参照)

②PGOが使用できるか?また、性能が向上しているか?
⇒問題なく使用できる。K-ShogiではVS2010よりも2%程度速い。

MFCの使用について

Visual Studio 2013(Community含む) においては、MFCのMBCS版が非推奨となり、デフォルトではインストールされなくなりましたが、Microsoftから無料でダウンロードできます。
ダウンロード:Visual Studio 2013 のマルチバイト MFC ライブラリ

なお、「マルチバイトMFCライブラリ」をインストールしていないと以下のようなエラーが出ます。

XPで使用できる実行モジュールをビルドする

Visual Studio 2013(Community含む)では、デフォルト設定で作成した実行モジュールはXPで実行ができません。
以下の設定で、XPでも実行できる実行モジュールを作成できるようになります。

プロジェクトの [プロパティ] – [構成プロパティ] – [全般] を選択し、プラットフォーム ツールセットに「Visual Studio 2013 – Windows XP (v120_xp)」を選択する。

まとめ

K-Shogiの開発においてはVisual Studio Community 2013は全く問題なく使用できることが分かりました。
Visual Studio Community 2013に移行して常用することにします。

最後に、今回のMicrosoftの取り組みは素晴らしいと思います。AndroidやiOS, Mac OS Xに押され気味のWindowsですが、幅広い開発者がいてこそのプラットフォームですので、この取り組みで将来的にWindowsは盛り返しを見せるのではないかと予想します。


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