「アプリ」カテゴリーアーカイブ

コンピュータ将棋選手権

明日からコンピュータ将棋選手権も始まりますね。

こちらの方も参加したかったのですが、仕事の都合で参加できない予定でした。

実は仕事の方はなんとかなってしまい、申込みしていれば行けたのでした。。。(ロボカップもあるので、どちらに行くか迷いますが。)

今年は例年に増して大きな動きがありそうですね。参加は出来ませんでしたが楽しみです。

コンピュータ将棋選手権

今年のコンピュータ将棋選手権には仕事の都合で出られそうにありませんので、残念ですが申し込みは見送ります。

K-Shogiはあまり進歩はないですが、せっかく新マシンを準備していたのに。

また、大会自体も面白くなりそうなので行きたかったのですが。。。

Core i7

Core i7は4つのコアに加えてHyper-Threading(以下、HT)で8スレッド動かせますが、Pentium4の時はコンピュータ将棋にはHTはあまり有効でないとの噂もありましたので、調べてみました。

同じPCで4スレッドと8スレッドで自己対局させたところ、125勝99敗(勝率:55.0%)で8スレッドの方が勝ちました。少なくともK-ShogiではCore i7のHTは有効なようです。

ただし、今回は1台のPCで自己対局しましたが、他PCとの対局では、4コアだとTurbo Boostが効くということもあるかもしれません。

また、4スレッドの場合はSetThreadAffinityMaskで1つおきにコアを使用していますが、私の環境(XP 32bit)では問題なさそうですが、一般的にこのやり方で正しいのか、今ひとつ自信がありません。

64bit化 その2

GA将!!!さんのブログに、Core2の32bitから64bitの速度向上率が25%というレポートを見て、これは試さねばと思い、試してみました。

ついでにインラインアセンブラを使っていたところは、かずさんに教えていただいた__rdtscの利用と、ロックのところはアセンブラに外出しして、64bit対応作業が完了しました。

前回と同じ局面の探索にかかった時間です。(ただし、K-Shogiのバージョンが少し違うので前回の時間とは比較できません)

環境 プログラムの
bit数
時間
Core2 Extreme QX6700(2.66GHz) 2GB
WindowsXP 32bit
32bit 27.9秒
Core2 Extreme QX6700(2.66GHz) 2GB
Windows7RC 64bit
32bit 29.4秒
Core2 Extreme QX6700(2.66GHz) 2GB
Windows7RC 64bit
64bit 28.0秒

Windows7RC での32bit→64bitの速度向上率は約5%という前評判どおりの結果でした。。。残念。

しかもXP 32bitの方が速いので、しばらくはXP 32bit環境で十分という結論になってしまいました。