将棋電王トーナメント(予選)

本日、将棋電王トーナメントの予選が行われました。
参加チーム数は18チームでした。コンピュータ将棋選手権に比べるとだいぶ少ないですね。GPSや激指といった競合チームも参加されていませんでした。
各チームは8試合し、上位の12ソフトが決勝トーナメントに進むことができます。

K-Shogiの成績は4勝4敗で10位となり、何とか決勝トーナメントに進むことができました。
こちらに結果が掲載されています。

今回、PCは主催者側で用意された統一仕様のものを使用しますが、電王戦公式統一採用パソコンとして、ドスパラにて販売されているようです(笑)
http://www.dospara.co.jp/5info/share_g.php?contents=denou

K-Shogiは約4年間、ほとんど改良ができていなかったですが、強豪チームがひしめく中、今回の目標である決勝トーナメントに進出できて満足です。明日も(コンピュータが)がんばります。

将棋電王トーナメント(その3)

持ち時間2時間のテストをしてみたところ、落ちてしまうことがわかりました。。。

というか、持ち時間には直接関係なく、7スレッド以上だと落ちてしまうようです。
手持ちのPCはCore i7 3770Kなので、4コア, 8スレッドで動かせます。8スレッドでは結構頻繁に落ちてしまうようです。。。以前のテストでは8スレッドでも問題なかったのですが。
以前テストした時のCPUはCorei7-975だったので、CPU依存かとも思いましたが、そんなことはないでしょうね。
7スレッドではエラーの頻度は少なくなり、6スレッドでは今のところ落ちていません。
スレッド間の同期で失敗しているのでしょうが、デバッグモードだと落ちなくて原因は見つけられていません。(ソースも覚えていなくてよくわからない。。。)

将棋電王トーナメントで使用するPCのCPUは6コア, 12スレッドとのことなので、6スレッドで動かす予定。本番で落ちないことを祈ることにします。

(11/3追記)本番でも、予選および決勝1日目、共に6スレッドの設定で動かしましたが、落ちることはありませんでした。よかった~

全方位カメラ(その2)

前回はUSBカメラにロジクールC905を使用しました。このカメラにはオートフォーカス機能が付いているのですが、Windowsではオートフォーカスが効きますが、Raspberry Pi(raspbian)ではオートフォーカス機能が効かずピントが合いませんでした。どうも、カメラからステンレス半球までの距離(約5cm)でピントが合わないといけないようです。反射率の高い鏡ならカメラから鏡までの距離と鏡から対象までの距離でピントが合えばよいようなのですが、ステンレス半球の反射率が低いせいかもしれないと想像しています。実はRaspberry Piの専用カメラでも試してみたのですが、固定フォーカス(焦点距離:1 m から無限遠)のため、やはりピントが合いませんでした。

今回、フォーカスを手動で調整できるELECOM UCAM-DLA200HBK (現時点:¥1,445)を購入して試してみました。

全方位カメラ

結果、WindowsだけでなくRaspberry Pi(raspbian)でもうまくピントが合いました!
画質などカメラとしての性能はロジクールC905の方が上ですが、Raspberry Piで動かしたいので、このカメラを使って画像認識などしてみたいと思います。

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将棋電王トーナメント(その2)

将棋電王トーナメント(11/2~4)が近づいてきましたので、とりあえず、時間制御周りをコーディングしてみました。今回、持ち時間に関しては以下のルールになっています。

  • 予選リーグの持ち時間は15分、持ち時間消費後は10秒将棋で対局を行う。
  • 決勝トーナメントは持ち時間2時間、切れ負けとする。

決勝トーナメントに進むのは厳しいですが、念のため、持ち時間2時間についてもコーディング完了。持ち時間2時間はテストしていませんが、2時間も動かしてエラーで落ちたりしないだろうか?

久しぶりにK-Shogiのソースを見ましたが、訳が分らんっす。

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